こんにちは。
採卵を終え、凍結できる胚数の結果も出て、ようやくやっと採卵周期が一段落しました。まずは採卵前日までをまとめてみました。
採卵周期のスケジュール~PPOS法での採卵に初挑戦

振り返ってみると、採卵すると決めてから9日での採卵。早かったですね。これは前周期にプラノバールを飲んで遺残卵胞がなくなっていたし、ホルモン値も採卵できる状態にリセットされていたからだろうと思います。ブセレリンのアレルギーで当初予定していた採卵ができなくなった時は、絶望しかなかったし、色々な思いがぐるぐるして辛い毎日でした。でも、プラノバールを飲んでた事も、PPOS法に変えたられた事も、最終的には良い結果に結びついたので、良い経験だったんだと今では思えます。
まずは卵胞刺激をして卵を育てて、黄体ホルモンでしっかり排卵抑制を
さて、この記事は『卵胞刺激法をロング法からPPOS法に変更しました』以降のお話です。8月18日から卵胞刺激のために注射が始まりました。まずは5日間。そして、排卵抑制には黄体ホルモンのデュファストンを内服しました。
- 8月18日 uFSHあすか 225単位 夜デュファストン5㎎
- 8月19日 uFSHあすか 225単位 朝・夜デュファストン5㎎×2
- 8月20日 uFSHあすか 225単位 朝・夜デュファストン5㎎×2
- 8月21日 uFSHあすか 225単位 朝・夜デュファストン5㎎×2
- 8月22日 uFSHあすか 225単位 朝・夜デュファストン5㎎×2
5日間連続で病院に注射してもらいに通いました。巷では、自宅で自己注射している方もいらっしゃるので、病院での注射の必要性を聞いてみました。
- 自己注射は、病院での注射の2倍ぐらい高価
- 医師の監視下(病院内)注射することで、副作用などが出た時の対応が保険適応になる
- 病院が遠方であれば、自宅近くの病院で注射のみしてくれるように紹介も可能
- 私は看護師なので、勤め先の病院で注射するのであれば持ち帰り可能
との事でした。私が通っている病院は、自転車で15分ぐらいだし、今は正社員で働いてる病院もないので、必然的に、せっせと毎日病院に通いました。
5日間の経過はいかに!?卵は育ってる?
そして8月23日に受診。経腟エコーと採血で、卵胞の育ち具合がどうかを見てもらいました。
採血結果は、
- E2 868.60pg/ml
- 血中LH 5.29mIU/ml
- P4 0.2ng/dl
E2は、エストラジオール(卵胞ホルモン)の値です。卵子の成熟度を間接的に示していて、排卵時の成熟卵胞は1個あたり約200~pg/mlのE2を分泌します。前回は、38.31pg/mlだったので、順調に育っていってるという事ですね。
血中LHを見ているのは、おそらくLHサージが起こっていないかっていうのを見ているのだと思うのですが(主治医に確認してないので私の見解)、前回7.90mIU/mlなので、変化なしでOK→排卵はきちんと抑制されている、という事でしょうかね。
P4は、プロゲステロン(黄体ホルモン)の値です。卵胞期の基準値0.2~1.5内なので、OKなのですが、私はこの時、黄体ホルモン(デュファストン)飲んでるんですが、これはP4には反映されないのか?という疑問がわいたので調べてみると、デュファストンは、黄体ホルモン類似物質なので、黄体ホルモンとしての効果はあるが、P4の検査結果としては全く反映しないし、基礎体温上昇もなしとの事。ほえ~って感じ。
エコーでは、卵胞8㎜程度のが左右それぞれに2個ぐらい、それより小さいのが数個という感じでした。先生的には、もう少し育てたいようで、本日の診察結果により、卵胞刺激の注射単位を少し増やして2日間行う事にしました。
- 8月23日 HMGあすか 300単位 朝・夜デュファストン5㎎×2
- 8月24日 HMGあすか 300単位 朝・夜デュファストン5㎎×2
最初の5日間で打っていた「uFSHあすか」と今回の2日間で打った「HMGあすか」の注射は、FSHとLH作用の比率が違うとか。もはや専門的すぎて私にはわかりませんが、23日の採血結果と経腟エコーにより、主治医が薬剤と単位数を変えるのがベストと判断したようです。再び、せっせと毎日病院通い。もちろん休日もです。休日は外来がやっていないので、病棟に行って、病棟の看護師さんが注射してくれました。私が救急外来で働いていた時にも、よく不妊治療の患者さんの注射を行っていましたが、まさか自分が打たれる側になるとは、10年前の私は考えてもいませんでした…。
そろそろ良い感じ!?
さて、2日間の注射を終え、25日に再び診察で、経腟エコーと採血でチェックします。
エコーでは、左右それぞれ15~16mmぐらいの卵胞が育っていました。全部で10個ぐらい。
そして採血結果は、
- E2 2224.60pg/ml
- その他のデータ控えてくるの忘れました… たぶん問題なし。←雑w
E2は順調に増加していますね。排卵時の成熟卵胞はおよそ200~pg/mlのE2を分泌します。卵胞が複数あればその個数分の値を示します。見えてる卵胞が10個ぐらいだったので、2224.60pg/ml は妥当な値ですよね。良かった~。しかし、3000を越えると卵巣過刺激症候群(OHSS)のリスクが高まるそうです。私は、もともとAMHが高く、卵胞刺激しすぎるとめっちゃ卵も育っちゃうから、先生も慎重に注射の単位を計算していたし、今回初めていわれたのが「血が濃い」と。8月18日の採血で血液の濃度を示すヘマトクリット値が44.8%(基準値33.4~44.9)でギリ(っていうかアウト?)。45%を超えてると、それだけでOHSSリスク中等になるんだそうです。しっかり水飲んで、尿もいっぱいするようにと言われました。今の所、E2的には、OHSSリスクは高まっていなそうなので、これまた良かったです。
問題は、左の卵巣の位置です。以前の卵管造影検査で、卵巣か卵管がどこかと癒着している可能性があると指摘されていました。
卵巣が大きくなってくるとハッキリしましたが、やはりしっかり癒着しているようです…。しかも腸の裏にあるらしく、↓こんな感じで、膣内から卵巣めがけて針を刺して採卵するですが、その間に腸があると…。

腸を穿刺すると腸に穴が開く腸穿孔という恐ろしい病気になります。採卵当日は、静脈麻酔で意識も痛みもなくなるので、その状態で、膣内でグッとエコーを押し付け腸を避けて穿刺できるかどうかを試してみないと、左の卵巣に穿刺できるかどうかわからないと言われました。実際、診察の時にエコーを押し込んだら「もうやめて!」ってぐらい痛かったので、これは麻酔下じゃないと難しいし、本当に避けられるかどうかは、当日にならないとわからないというリスク…。
まぁとにかく、卵胞は順調に育てる必要があるので、この日も注射は打ちます。ただし、卵の成長具合で27日に採卵が決定したので、25日は朝分の黄体ホルモンと、注射を最後に卵胞刺激も排卵抑制も終了。
- 8月25日 HMGあすか 300単位 朝 デュファストン5㎎
この後は、「もう排卵して良いよ!」という信号を出すトリガーを使います。
- 8月25日 22時 オビドレル250μg 0.5ml 皮下注射
こちらは、確実に22時に打たなければなりません。私は、8月27日10時頃に採卵予定なので。オビドレルを打って36時間後排卵するのと、採卵時間から計算して、25日の22時との指示がありました。
15分ぐらい遅れるのは良いけど、22時より前に打つのは絶対やめて!
と。22時より前に打つと、採卵時間前に排卵してしまうからですよね。かと言って、排卵準備が遅れるから、30分も1時間も遅れて打つのも止めて!と言われたので、許容範囲は、私の場合は、22時0分~22時15分と言う事ですね(笑)
そして、採卵前日には、プロテカジンという薬を眠前に飲みました。採卵の時に静脈麻酔をするのですが、その時に胃酸分泌を抑えて、嘔吐防止のためです。
採卵前日までの工程を終え、後は採卵日を迎えて病院に行くまでとなりました。この採卵周期本当に色んな事があり、人生で初めての経験の連続で、体もメンタルも正直とても辛かったです。
