こんにちは。昨日、卵管造影検査を行いましたので、その結果をご報告します!
子宮卵管造影検査(HSG)って何?なぜ必要なのか?
そもそも子宮卵管造影検査(HSG)とは?なぜ必要?っていう話を少ししておきます。
子宮卵管造影検査は、妊娠を望まない方には必要ない検査と思います。妊娠が成立するには、育った卵子が卵巣から排出し、それが卵管に取り込まれ、そこで精子と出会い、受精して、子宮に向かって着床するという過程を辿ります(ザックリ言うと)。しかし、卵管が詰まっていると、そもそも卵巣から排出された卵子が、卵管を通れないし、精子も卵管に行けない、つまり、受精しないという事が起こります。
そのため、子宮卵管造影検査は造影剤を用いて子宮内腔の状態と卵管の通過性を調べる検査です。
この検査をすることによって
「卵管の疎通性」
「卵管周囲の癒着等の推測」
「子宮内の形状異常やポリープの診断」を調べることが出来ます。
卵管は、子宮から伸びる12㎝の管で卵管のもっとも狭い部分は内径がもともと1㎜程度しかない為、感染(主にクラミジア感染症)や炎症などの何らかの原因により、途中でとても狭くなっていたり(卵管狭窄)、塞がってしまったり(卵管閉塞)、卵管采(卵管の先のイソギンチャクみたいな所)周辺の癒着がある場合があり、これらは「卵管因子による不妊」と診断されます。卵管因子がある場合、自然のタイミングによる妊娠の可能性が低い為、体外受精での妊娠を選択することが多くなるそうです。
また、この造影検査では、子宮の形状もわかります。子宮が2つあったり、1つの子宮の中に2つの内腔が存在したり、形は正常でも内腔に壁があるもの等様々です。
子宮卵管造影検査を行わずに、タイミングのみを取っていても、万が一卵管因子だった場合、大切な妊活期間を無駄にしてしまう事になります。妊活する方には必須の検査ですので、さっさとやりましょう(笑)
子宮卵管造影検査はいつするのか?
私のクリニックでは、生理開始から10日間以内で出血がない時というものでした。実際に私は、D8で実施しました。
実施するタイミングがなぜ決まってるかと言うと、受精卵を放射線の被曝から守るため、確実に妊娠していない時期に行う必要があります。また、生理中にしないのは、生理中だと経血を逆流させてしまったり、避妊してたとしても生理後数週間時間を開けてしまうと排卵後で卵を逆流させてしまったりするのを避けるためです。
という理由から、生理後10日以内かつ出血がない時、そして検査終了まで性交渉は禁止となるわけです。性行為をすると検査を延期するクリニックもあるようです。
卵管造影検査はどうやって行うの?方法は?
事前に渡されていた問診票&同意書にサインしました。内容は、「今までに造影検査を受けたことがあるか?」「甲状腺の病気で現在治療中か?」「気管支喘息を起こしたことがあるか?」「その他の病気で、現在他の病院で治療を受けているか?」「アレルギー性の病気があるか?」「薬や食べ物でアレルギー症状をお起こしたことがあるか?」「何か伝えておきたいことはあるか?」というもの。
検査の6時間前から食事は禁止です。私は14時からの検査だったので、昼食は抜き。水やお茶に限り少量ならOKでした。
受付を検査開始の30分前にして、痛み止めの座薬(ボルタレン座薬)をもらい、トイレで自分で入れました(自分で入れられないと言えば、看護師さんが入れてくれると思います)。私のクリニックでは、希望制で、検査予約を取った時に、痛み止め必要ですか?と聞かれたので、どれぐらい痛いかわからないし、痛いのを我慢する必要もないので、”いります!”と言っておいたものです。
検査の時間になったら、レントゲン室に入って、検査着に着替えます。ブラジャーはそのままでOKで、それ以外は全て脱ぎ、パンツは穴あきの紙パンツでした。
レントゲン室の検査台に横になり、看護師さんから、この後の検査の流れを説明してもらいました。私が看護師だと知っているので、”~~こんな感じで検査するけど、リラックスしてて下さいね。緊張で過換気になる人もいるから、ゆっくり息してると良いですよ!まぁでも後はお任せします~”と緩い感じで終わってしまい、”いやいや、私も痛かったらどうなるかわからんよ!”という気持ちでしたが、“もうなるようになれ!”ってやけくそでしたね(笑)
準備ができたら、いざ先生が登場!
バルーンカテーテル(先が風船状になっている)を子宮口から入れて、子宮内で膨らまして抜けないようにした後、モニターを見ながら造影剤(私のクリニックでは水溶性の造影剤「イソビスト」を使用していました)を注入し、子宮の形状や卵管の通過性をチェックします。何だかんだで、この時が一番痛かったと思います。と言っても、「痛み」というよりは、「違和感」と言った方が良いぐらいの感覚で、”あっ!この後痛くなるのか?どうなんだ?くるのか?どうなの?”って目を開けながら、ふーーーっと深呼吸してたら終わってました(笑) 痛み止めの座薬のおかげかな?
1回目の撮影時は、そばに先生がいて、股はおっぴろげ〜の状態で、先生がモニターで左右の卵管を造影剤が通過して卵管采から腹腔内へと流出している瞬間を確認しながらレントゲン撮影します。検査自体は5分もかからず終わりました。
この造影剤が卵管を通過する時に激痛があるっていうのをよく聞くので、内心すごいビビってて、痛みには強い方だけど、終始ドキドキしていました。でも、ぐーーーーーーっと押される感じ、造影剤が入ってくる感覚はありましたが、「痛み」ではなかったので、実感としては「あっさり」という印象でした。
痛みを感じるらしいから、ホントに個人差が大きいんだよね。
と、先生は言っていたので、痛い人は、やっぱりいるんだ… 私は痛くなくて本当に良かった。と心底ホッとしたのでした。
無事に1回目の撮影が終わり、検査着から着替えました。この時も、
大丈夫そう? 着替えられますか? 気持ち悪くないですか?
って何度も聞いてくれたので、ダメそうな人もいるのね… と感じたけど、私は全然普段と変わらない感じで拍子抜け。
その後、2回目のレントゲン撮影にうつります。1回目の15分後に、子宮や卵管に注入した造影剤がちゃんと腹腔内で拡散しているかを調べます。立位での腹部の単純レントゲン撮影です。
この腹部レントゲンにより、腹腔内に造影剤が“拡散してない”(=卵巣や卵管に造影剤が残っている)と「卵巣や卵管に癒着がありそうな状況」と推測されることになります。
検査結果は当日すぐにレントゲン写真を見ながら教えてもらえます。さて、私の結果はというと、、、
ひとまず子宮は問題なし、卵管の狭窄や閉塞もなし。1回目の造影の際に、造影剤を入れる時に抵抗もなかったし、通過障害はないだろうとの事でした。
ただし!右と左の卵巣の位置が明らかに違ったのです。一般的に子宮の横や斜め上あたりにいる卵管卵巣たちですが、私の場合は、右はOK、左が明らかに高い位置におりました。立位でも臥位でも。そして、2回目の撮影時にも右は造影剤の残りもなくOK、左が上に位置しているからか若干造影剤が残っている状況で、どこかと若干の癒着があるかもしれないとの見解でした。まぁ右側が正常だから卵が右卵巣から出た時は自然妊娠も問題ないと思うよ〜というものでした。(つまり左卵巣からの排出の時は、自然妊娠厳しいという事ね…)
なるほど。手放しでOK!っというわけではないという事ですな。
後になって思えば、自分のレントゲン写真の写真撮らせてもらえば良かったとちょっと後悔。私のじゃないけど、
★卵管造影検査 レントゲン写真 D14 – Laugh and grow fat/笑う門には福来たる (hatenablog.com)
この方の1枚目のレントゲン写真が、私のにそっくりでしたので、参考までに。この方も左(向かって右)の卵管&卵巣が明らかに上にありますよね。私も同じ状態でした。
検査後のゴールデン期って?
子宮卵管造影検査を受けて3〜6ヶ月間は妊娠しやすいゴールデン期間とされています。造影剤によって卵管が開通し卵子が通りやすくなるようです。また、少しの癒着であれば、検査の刺激で解消され、卵管の絨毛の動きも良くなるんだとか。
という事で、来周期も頑張ります!
検査後の注意点
検査後は、感染予防のために、抗生剤の薬が3日分処方され、当日夜から内服しました。また、入浴は、感染予防のため、湯舟にはつからずシャワーのみです。検査後3日錠経過してからの腹痛や発熱は、感染の可能性もあるので、必ず受診してくださいとの事でした。
出血は2~3日あるかもとの事でしたが、私は当日に少し出血があった程度(おりものシートでは、ちょっと心もとないかも?ぐらいの量)で、翌日はありませんでした。
本日の料金
合計 9,270円
| 保険摘要 | 自費 |
| 診察料 390円 | その他 3500円(検査着、紙パンツ、造影検査の時に使ったチューブ代) |
| 投薬料 204円(抗生剤の処方箋代) | |
| 画像診断料 3948円(造影検査一式) | |
| 薬代 880円(抗生剤など) ※この時の診察時にわかったプロラクチンが若干高値だったので、それを下げる薬も処方され、純粋に造影検査時だけの薬より高いです。 |

