不妊治療の一般的な検査が全て終了し、今出た結果に対しての治療が始まりました。私もいよいよ妊活から不妊治療へステップするのでここらで今まで行った結果や費用をまとめておきます。
黄体機能検査の時期と費用と結果
排卵日の7日後に確認したのが、黄体機能です。採血で黄体ホルモン(プロゲステロン)、エストラジオール(E2)の値をみました。高温期の黄体ホルモン分泌不全は受精卵の着床障害や初期流産の原因になります。
私のプロゲステロンは10.3ng/mlという値だったので、正常範囲内ではありましたが、下辺ギリギリなので、「排卵したら黄体ホルモン補充しても良いかもね〜」なんて言われました。
基礎体温を測っていても、排卵日と思われる日から数日(長い時は5日ぐらい)は高温期に入らなかったので、黄体機能不全なんじゃないかと薄々思ってはいたので、想定内です。まだ基準値内と言われ、ギュイーン!と高温期に上がらないのは、ほっといても良いのか?と疑問は残り、次排卵後に聞いてみようと思っています。
この検査を行なったのが、2021年4月でしたが、5月6月は無排卵周期だったのでホルモン補充せず、7月は人工授精を行なった後、排卵日2日後にはしっかり高温期になったので、補充しなくても良いかな?と思い(人工授精時は主治医じゃなかったので、すっかり申告するの忘れていた)、まだホルモン補充はしておりません。
気になる費用は、1,700円+税で、保険摘要でした。
その他のホルモン検査の時期と費用と結果
黄体機能検査以外のホルモン内分泌検査は、生理3日目〜5日目に採血で確認しました。HbA1c、LH、FSH、エストラジオール、テストステロン、プロラクチン、TSH、T3、T4の項目でした。
我が家はもともと糖尿病家系なので、HbA1cは気になっていましたが、意外に良い値(5.6%)で一安心でした。
少し話がそれますが、HbA1cとは、3ヶ月ぐらいの間の血糖値の推移の平均を表している数値で、糖尿病の人が適切な血糖値でコントロールできているかって言うのを評価するのに用いられます。
私は、職場で遊びがてら自分の血糖値を測ってみた所、食後血糖値200(正常は140程度)とか、空腹時血糖も120(正常は100以下)とかもあるし、白米を食べると病的に眠くなるので、白米によってガーーン!と血糖値が上がっている実感があって、糖尿病家系なのもあって、HbA1cは悪いんじゃないかといつもビクビクしてます。でも今まで1回も引っかかったことない。ただ妊娠すると確実にアウトでしょうね。今から恐ろしい。←その前に妊娠が先じゃ!
話を戻しましょう。ここで問題となったのは、プロラクチンとTSHの値です。
検査日の様子は下記をどうぞ。
結果ですが、まずはプロラクチンから。平常時は39.5ng/mlで高いです。TRHテスト後(詳細は上記記事をご覧ください)は、168ng/mlでしたのでこちらも高いです。プロラクチンが高いってことは、体が授乳時と同じ状況という事です。つまり、ホルモン的に妊娠準備段階にないという事です。そりゃ妊娠するはずがない!
このプロラクチンは、日内変動があり、朝に低く、夜に上昇します。この為、日中(今回でいうと平常時のこと)に測定したプロラクチン値が正常であっても、夜間(今回でいうと刺激をした15分後のこと)急激に上昇している場合、排卵障害や黄体機能不全症をおこす原因になることがあります。TRHテストを行って意図的に昼と夜の状態を作り出してるということですね。刺激後のプロラクチン値が急激に上昇すると「潜在的高プロラクチン血症」と呼びますが、私の場合は、常に高い!刺激をしていない昼間の状態でも高い、つまり潜在的にもない普通の高プロラクチン血症というわけです。
このプロラクチンは、病院によって基準値が違うようですが、(平常時)15〜20ng/ml以下が多いように思います。50ng/mlぐらいまで高いと、脳の下垂体に腫瘍があるかも等の話になるようですが、私の39.5はそこまで高いわけじゃないけど、正常ではないので投薬治療が始まりました。
カバサールという週1回夕食後に飲む薬です。週1回で良いなら楽じゃ〜ん!と思っていたのですが、意外に何曜日だったか忘れそうになります(笑) おそらく、出産するor不妊治療を止めるまで、ずっと内服するのだと思います。長い付き合いになりそうです。
ちなみに高プロラクチン血症では卵胞発育不全や黄体機能不全を認めます。先生からは、着床もしづらくなるし、流産の危険性も高まると説明されました。良いこと何もないですね…。
続いて、TSHです。TSHとFT4で甲状腺ホルモンを評価していますが、甲状腺ホルモンの異常は卵巣機能不全を引き起こすと言われています。TSHの正常値は0.5〜5IU/mlで、最近潜在性甲状腺機能低下症と不妊症との関連が注目されています。潜在性甲状腺機能低下症とは、FT4が正常でTSHのみ高(3〜5μIU/ml以上)という状態の事です。まさに私がこれでした。TSHが3.11μIU/mlと高値だったのです。先生としては、2.5μIU/ml以下でコントロールしたいとの事で、こちらも投薬治療です。チラーヂンという薬を毎日眠前に飲んでいます。
私は、去年の健康診断で、甲状腺が少し大きいかも?と指摘されていて、甲状腺エコーも行ったのですが、ただ大きいだけという「びまん性甲状腺」という診断を受けており、これも関係あるのかも?と思って、主治医に伝えると、ここの病院でも一度甲状腺エコーをしておこう!という事になり、チラーヂンを飲み始めて1か月後に甲状腺エコーの検査と、採血でTSHの値が下がっているかどうか、薬の量が適切かどうかを検査することになっています。おそらく、こちらも出産するor不妊治療を止めるまで、ずっと内服するのだと思います。
こちらのホルモン検査の費用は、8,000円+税で、保険摘要でした。
卵巣予備能の検査の時期と費用と結果
こちらの検査時期は特に決まりはないですよね。ただ私のクリニックでは、上記のその他のホルモン検査と同時期に、つまり生理3日〜5日の間で検査するように予定が組まれていました。しかし、無排卵があり数ヶ月生理が来なかったので、ずっと検査ができない期間が続てしまって痺れを切らして、市販の卵巣年齢が調べられるキットに手を出してしまったのです(笑)
このキットで調べたAMHが5.82ng/mlで、この数値だけから判断すると多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と思い、ダイエットを始めたわけです。
病院で再度検査した結果、AMH値は5.03ng/mlでした。やはり高く、これは31歳ぐらいの卵巣年齢に該当します。これだけ見たら、やはりPCOSだったのかと思ったのですが、PCOSだと変化するホルモン値(LH、FSHなど)が正常だったので、「ただ単純にAMH値が高いだけ」という結果になりました。やはりAMH値だけで勘違いしてはイケませんね。
こちらの検査の費用は、7,700円+税で、自費でした。ちなみに市販の検査キットは、21.978円です。高い!
F check(エフチェック)卵巣年齢チェックキット – 株式会社F Treatment (f-treatment.com)
卵管造影検査の時期と費用と結果
検査時期は、妊娠していない時期=生理開始から10日間以内で出血がない時です。私はD8で行いました。
卵管造影検査の結果は、下記の記事に詳しく記載しています。
こちらの検査の費用は、7,780円+税で、自費でした。
精液検査の時期と費用と結果
実施時期に決まりはありませんが、検査前の準備は必要です。検査前の4~5日間は禁欲が望ましいので、タイミングを取っている時期には検査ができません。
自宅で採取後は、1時間~1時間半以内にクリニックに提出する必要があります。私の場合は、もちろん精子提供者と同居しているわけではないので、病院の受付時間と移動時間と採取時間と二人の会える日時を調整するのに苦労しました。病院によっては、自宅での採取ではなく、来院しての採取をルールとしている所があるかもしれませんが、私の通ってるクリニックは、精液検査も人工授精も体外受精も全て自宅での採取でOKです。
精液検査の結果は、下記の記事に詳しく記載しています。精子提供者に限らず、カップルでも、男性不妊専門の泌尿器科、もしくは奥様の不妊クリニックでの精液検査を強くおススメします。一般的な泌尿器科で調べる精液検査では不十分だと初めて知りました!
こちらの検査の費用は、4,400円+税で、自費でした。