実録 私の妊活/不妊治療日記

不妊と甲状腺機能低下症との関係

・37歳 独身
・看護師保健師資格保有者
・選択的シングルマザー目指して妊活中
・妊活に良い事に日勉強中
・「実録 私の妊活/不妊治療日記」は体験記でかなり主観強め

こんにちは。
私は、潜在的甲状腺機能低下症で内服治療中です。普段生活している中では全く問題ないのですが、妊娠を望む状況である限り、治療が必要な採血データだったからです。

甲状腺って何してる所?

首の前部、喉仏のすぐ下にある蝶のような形をしており、甲状腺ホルモン(T3、T4)を分泌している臓器です。

甲状腺は脳下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)によって甲状腺ホルモンの分泌量の調節を受けています。
例えば、何らかの理由で甲状腺ホルモンの分泌が低下すると、血液中の甲状腺ホルモン濃度が低下します。それを脳下垂体が感知して甲状腺刺激ホルモンをたくさん分泌するという関係です。反対も同じで、血中の甲状腺ホルモン濃度が上昇すると、それを感知して甲状腺刺激ホルモンの分泌を減らします。

甲状腺そのものの異常だけでなく、脳下垂体の異常でも血中の甲状腺ホルモンの濃度は変化します。脳下垂体の働きが悪くなると、甲状腺刺激ホルモンの分泌が低下するために甲状腺の機能は低下するし、脳下垂体に甲状腺刺激ホルモンを分泌するような腫瘍ができると、甲状腺は刺激を受けて甲状腺ホルモンをたくさん分泌するという仕組みです。

潜在的甲状腺機能低下症とは?

甲状腺の機能によって、甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症などの病名があります。私の場合、潜在的甲状腺機能低下症で、なおかつ不妊と甲状腺機能低下症が大きく関係しているので、この記事では、そこにフォーカスして書きたいと思います。

甲状腺機能低下症の状況は、脳下垂体の異常で甲状腺刺激ホルモンが分泌が低下して甲状腺の機能が低下している場合と、何かしらの原因で甲状腺ホルモンの分泌が低下してる場合があります。

私は、TSHが3.11μIU/mlで T3が3.07pg/ml、T4が0.94pg/mlでした。
ちなみに基準値は、TSHは0.61〜4.23μIU/ml、T3は2.52〜4.06pg/ml、T4は0.75〜1.45pg/mlでなので、全て範囲内です。
甲状腺刺激ホルモン(TSH)が基準値より高値で甲状腺ホルモン(T3、T4)が低値もしくは基準値範囲内っという事は、甲状腺を過剰に刺激しなければ機能を保てない、もしくは甲状腺を過剰に刺激する事でギリギリ機能を保っているという状態で、これを甲状腺機能低下症と言います。

ただ、上記の基準値っていうのは、妊娠を望んでない場合のです。もし、妊娠を望む状況であれば、TSHは2.5μIU/ml以下にコントロールする必要があるようです。私は、これに引っかかりました。
つまり私は、甲状腺刺激ホルモン(TSH)が妊娠に必要な2.5μIU/mlより高値で、甲状腺ホルモン(T3、T4)が基準値範囲内っという事で、潜在的甲状腺機能低下症というわけです。

潜在的機能低下症の治療にチラーヂンを内服したけど、毎日内服することが意外に難しい

TSHが高いので、とりあえず下げる必要があります。ということで、低下させるための内服開始です。チラーヂンという有名な薬です。

就寝前に毎日1錠(25μg)を内服しています。これが結構忘れがち(笑)もともと健康体だったので、薬を長期で内服する経験がありませんでした。風邪などの時に数日〜1週間程度、しかも自覚症状(咳がでる、○○が痛い等)がある時にしか飲んだ事がないので、自覚症状が何もない状態で内服を継続する事が私には難しい事でした。
最初のうちは、気をつけていたんですが、慣れてくると忘れそうになる日や、忘れなくても、飲んだかどうかわからなくなる日が出てきました。何か対策を取らなければっということで、薬袋に貼る日付シールを作成しました。

まず、薬袋は食卓テーブルに置く事で、各食事のタイミングで目に入ります。そして飲んだ後に薬袋に貼ってある日付シールにチェックする事で、飲んだかどうかわからなくなる事はなくなりました。そして、スマホのタイマーをセットして、飲み忘れる事もなくなりました。ただ、タイマーが鳴ってもすぐ飲めずに忘れちゃった日がありました。チラーヂンは、空腹状態で内服する事で効果を発揮します。しかし、就寝前に飲み忘れて朝に食卓テーブルに座った時に気がつきます。その気づいた時点で朝食の前に飲んだ事が1ヶ月に2度ほど(笑)ただ最近は、体外受精準備のためにピルを20時に飲んでいるので、チラーヂンも一緒に飲んで、飲み忘れはなくなりました。ようやく毎日薬を飲むという習慣がついてきたのかもしれません。このチラーヂンは、妊娠しても継続する薬なので、長い付き合いになりそうです。

チラーヂンを飲んで、甲状腺の機能はどう変化した?

チラーヂンを飲んで1ヶ月。薬の効果を確かめる時がきました。私がかかってる不妊外来がある病院は、内科もあり甲状腺の先生も同じ病院で診察を受けることができます。そのため、検査データや受診日の調整など本当に楽です。

採血結果は、3.11μIU/mlから1.15μIU/mlへ変化しました!やはり薬の効果ってすごいですね。妊娠に必要な2.5μIU/ml以下の基準値はクリアです。

そして、なぜ甲状腺機能が低下しているのかという原因も調べました。先に記載した視床下部に腫瘍などができ、甲状腺機能が低下している場合は、TSHが5μIU/mlぐらいまで上昇するそうです。ということで、おそらくあったとしても原因は脳下垂体ではなくて、甲状腺ではないかというのが医者の見立てでした。甲状腺の原因を特定するために、TSHレセプター抗体と抗サイログロブリン抗体を採血で調べました。
これらに変化があれば、甲状腺機能亢進症であるバセドウ病や甲状腺機能低下症である橋本病などの可能性がありますが、両方とも問題なしの結果でした。

また、1年前の職場の検診で甲状腺が大きいと言われた事がありました。検診の最後に医者の問診がありますよね?そこで首を触られて、「少し大きいかも?」と指摘されました。大きいという事は腫れているという事です。心配なら甲状腺エコーを受けた方が安心できるのでは?っという事で、追加オプションでエコーを行い「びまん性甲状腺腫疑い」という診断でした。つまり大きさは大きいけど、別に問題はなし。ただし経過は見ていきましょうっという結果でした。
という事を、今の甲状腺の先生にもお伝えすると、「1年ぐらい経過しているので、ここでも経過を見ておきましょう」という流れに。今の甲状腺エコーの結果は、あっけないほど「問題なし」でした。ちなみに大きさも大きくない(笑)1年前が謎ですね。まぁ今が問題ないならOKなんだけど、1年前は確かに大きかったので、今が何らかの影響で小さくなっている=見かけ上正常の大きさに見えるだけという可能性もゼロではないとの事でしたが、上記の TSHレセプター抗体と抗サイログロブリン抗体 が問題なしということで、この可能性も否定できるだろうとの事。ひとまず安心です。

まぁなぜ潜在的に甲状腺機能が低下しているのかは明らかではありませんが、とりあえず内服で正常な機能を取り戻せているので、経過を見ていきましょうという事ですね。チラーヂンの量も変更することなく、25μgを継続して1日1錠忘れずに飲んでいきます。

不妊と甲状腺機能低下症の関係とは?

なぜ、一般的な基準値より妊娠を望む人の基準値が厳しいのでしょうか。私も色々勉強してみました。

甲状腺ホルモンは、卵胞の成長にも必要なホルモンのようで、十分な甲状腺ホルモンがないと卵胞は成長せず排卵が起こらないそうです。甲状腺機能が低下するとなかなか卵胞が成長せずに無排卵、無月経が生じやすくなるとの事でした。私の無排卵の原因は、甲状腺ホルモンにもありという事ですね。

甲状腺機能低下症は、黄体機能不全も生じさせるし、受精率、着床率、妊娠率にも影響あると、、、。もはや良い事なし。胚の成長や黄体の機能、胎児の成長に影響しているため、甲状腺機能低下が流産率に影響していると言われています。

しかも、TSHが上昇し、甲状腺の機能が低下すると、負のフィードバックでプロラクチンが上昇するとか。プロラクチンは、出産後、母乳が出ている体の状態を指します。つまり、妊娠できる体の状態にないということです。

まとめ

いかがだったでしょうか。甲状腺機能低下と不妊症は、密接に関係していそうですね。
甲状腺機能低下症がダイレクトに影響しているとは言えませんが、私の場合、無月経に黄体機能不全に高プロラクチン血症に、、、と色々なものが関連づきます。つまり全体的に不妊の原因があるという事ですね。 ←まとめが雑w